歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

2017年2度目の本番ー広島市 安佐南区音楽祭へのゲスト出演

厳しい寒波と雪の中、広島まで歌いに行ってきました。

 

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広島市 安佐南区民センターで開催された、安佐南区音楽祭に、Men's Vocal Ensemble "寺漢"がゲスト出演したのです。

この音楽祭へのゲスト出演は、記憶が確かではありませんが数年ぶりのこと。

今回は、先日、2年連続グランプリを頂いた、アンサンブル コンテスト in広島 での演奏曲や、その結果出場する、福島でのアンサンブルコンテスト全国大会での演奏予定曲も交えたプログラムで臨みました。

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今回聴いて下さったお客様には、やはり外国曲はなじみが薄かったようで、日本語の曲になってから、ホッとした表情で聴いておられる姿が多数見られたのが印象的でした。

普段の選曲でも「えっ、こんな曲あるの?」と思われることが多い寺漢。

「聴いたことないし、よくわからないけど、なんかすごい演奏だった!」

まずは、そんな形で印象に残る演奏を続け、音楽的にも評価いただけるよう、これからも成長を続けていきます。

私個人としては、「持ち歌」になりつつあるDulamanのソロが、昨年のアンサンブルコンテスト in広島のときより歌いこなせたかな、と実感できたことが収穫でした。

今後も、いつでも歌えるようしっかり準備しておきます。

寺漢は、宝塚国際室内合唱コンクール出場に向けた録音セッションを経て、三月の福島に備えます。

9年前に別の団体で出場した、声楽アンサンブル全国大会。自分たちはベストの演奏ができるよう、そして、他団体の優秀な演奏から少しでも学びを得られるよう、しっかり準備していきます。

 

 

祈る 有終の美

私が合唱活動をここまで続けられるきっかけとなった、アラウンドシンガーズが、いよいよ終わりの時を迎えることになりました。

最後の演奏会を開催する便りについては、以前にこのBlogでも書きました。

katopon-singing.hatenablog.com

 

そして、そこで宣言した通り、私は参加を辞退しました。

この便りに応じて集まった仲間たちが、今日、東京 晴海のトリトンスクエアで最後の舞台を飾ることになっています。

私が歌を続けられるきっかけを作ってくれた方々が多数おられます。

有終の美を飾る演奏会となることを、遠く、本州の西から祈っています。

 

ケア不足かな・・・。

Men's Vocal Ensemble "寺漢"で、2年連続のグランプリを獲得した、ヴォーカルアンサンブルコンテスト in広島 の直後から、風邪をひいてしまいました。

私の場合、喉の腫れから微熱が出る、というのが典型的な風邪のパターンで、今回もその症状でした。1日だけ、38度近くまで熱が上がり、「もしやインフルでは?」と疑いもしましたが、医者での診断の結果、インフルは陰性でした。

そういえば、風邪対策でもある手洗い・うがいをきちんとやってなかったことに気づきました。この1週間ほど、外出から帰ったあとの手洗い・うがいを習慣づけています。

うがいについては、田中信昭先生が書かれた「絶対!うまくなる 合唱 100のコツ」(yamaha)で、呼吸法のトレーニングとして、ガラガラ~ピュッの間を30~40秒かけたうがいを奨められていましたので、それを心がけています。

まぁ、いきなり40秒は難しかったので、20秒から少しずつ時間を伸ばし、ようやく30秒できるようになったところ。40秒まで時間を伸ばし、それを継続していきます。

それにしても、風邪をひいたときの喉の腫れが引くのに、期間がかかるようになっています。もしかしたら変に負荷のかかる歌い方をしているのかもしれません。今後の練習の中で、その点もチェックしていかないと。

2017年初めての本番

私にとって、そして、Men's Vocal Ensemble "寺漢"にとっての2017年初めての出番がありました。

演奏会かって?

違います。

エリザベト音楽大学 セシリアホールで開かれた、「ボーカルアンサンブルコンテスト in 広島」への出場でした。

我々が歌ってきたのは、中世の作曲家、Dunstapleの作品と、今まだご健在のTormisの作品でした。

これまでの練習の消化状況からは、不安な点がいっぱいありましたが、コンテスト本番では、変にテンションが上がったりせず、普段通りに近い演奏ができたかな、との感触でした。

このコンテストは、出場団体すべてに「優秀賞」「奨励賞」のいずれかが授けられ、「優秀賞」を獲得した団体の中から、更に賞を与えられるものがある、という仕組みになっています。

寺漢が今回受賞したのは、「優秀賞」。昨年のこのコンテストで総合第一位、つまりグランプリを受賞しており、「去年のグランプリ団体が何してるの?」という酷評を得ずに済みました。この時点でまずは一安心しておりました。

驚いたのは、次のステップでの優秀団体の発表でした。

寺漢は、なんと昨年に引き続きグランプリを獲得することができました。

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表彰式では、若いメンバーに壇上にあがってもらいました。

 

「え、この出来でグランプリ?」と耳を疑いもしましたが、まずは結果としてありがたく受け取ります。

ただし、今日の演奏、およびそれに至る過程で、まだまだ歌に磨きをかけられる要素がたくさん残っているので、3月の福島市音楽堂での全国コンテストに向けて改善すべき点をしっかり克服していきます。

今日一緒にオンステしてくれたメンバー、今回は出られなかったけど普段から音楽づくりに協力してくれているメンバー、そして、我々メンバーを支えてくれているすべての方々にお礼申し上げます。

 

 

バロックピッチで聴くメサイア

今年初の演奏会を聴きに(って最近、あまり他の演奏を聴く機会がなかったなぁ。。。)、先週末、福岡に行ってきました。

 

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聴いたのは、西南学院のチャペルで開催された、メサイアの演奏会。

メンバーに友人・知人の多い、広島のエリザベトシンガーズが、合唱およびソリストで出演するので、その応援を兼ねての鑑賞でした。

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メサイアは私自身も過去に6回歌ったことがあり(そのうち全曲演奏は2回)、これまで自分が歌ってきたのとどう違うかを比べながら、あっという間に3時間の全曲演奏が過ぎていきました。

オケの音色は見事でしたし、ソリスト陣もそれぞれの持ち味が出た良い演奏だっと思います。

合唱は、おそらくメサイアの経験があまりないメンバーもいたのか、楽譜にかじりついて客席に向かって歌えてないな、という姿がわずかに観られたのが残念なところ。オケに対して合唱の音量が弱いと感じました。このメンバーなら、もっと質の高い合唱ができると思います。今後の演奏機会に期待しましょう。

出演された皆様、遅くなりましたが本当にお疲れ様でした。

そしてご盛会おめでとうございました。

 

2017年 スタートしました

皆様

新年あけましておめでとうございます

 

2017年も、出番目白押しになりそうです。

今年最初の出番は、15日に開かれる広島県のヴォーカルアンサンブルコンテスト。

昨年までは3月開催で、優秀団体は1年後の全国大会@福島に推薦される仕組みでしたが、今年から1月開催となり、推薦される全国大会が同年3月のものになりました。

Men's Vocal Ensemble ”寺漢”は、昨年グランプリを受賞しましたが、是非とも今年は2年連続グランプリを獲得したいと思います。

2月は、安佐南区民音楽祭への寺漢としてのゲスト出演に宝塚国際室内合唱コンクール出場に向けた録音セッション。

3月は、Kammerchor Hiroshima Kantoreiの演奏会に福島の声楽アンサンブル全国大会への出場。

その後は、まだ詳細未定で告知できないものもありますが、全日本合唱コンクール広島県予選には出場します。Kantoreiとしては昨年の全国最下位のリベンジを、そして寺漢としては悲願の全国初出場を果たすべく、練習を積み重ねていきます。

自分の歌のレベルアップも、継続的な課題です。

本を読んで研究したり、レッスン通いしていた頃の師匠の指導を思い返しながら、歌い手として成長していきます。

 

本年もよろしくお付き合いください。

 

2017年元旦

小春日

 

2016年の歌い納め(於 山口市 サビエル記念聖堂)

Kammerchor Hiroshima Kantoreiとして招かれた、山口市のサビエル記念聖堂でのクリスマスコンサートの出演、昨日(12月23日)終了しました。

 

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聖堂内は、クリスマスを祝う飾りがされ、華やかな雰囲気で演奏してきました。

時折雨が降る、あいにくの空模様でしたが、席はほぼ埋まりました。ご来場くださった方に心よりお礼申し上げます。

 

この演奏会をもって、2016年の本番は終了です。

12か月のうち8か月は、何かしらの出番がありました。

全日本合唱コンクールで8年ぶりに全国大会に出場できる幸運に恵まれるなど、「よかった」と思えることも多くありました。

その一方で、自分の歌に関しては「まだまだ」と思う部分がいっぱいあります。

「来年は、もっといい歌を歌う!」

この気持ちを忘れずに、次の演奏機会に向けた準備を積み重ねていきます。