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歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

「初めて」が持つ重さ

私が持っているCDは、ほとんどがクラシックです。

一つの曲で異なる演奏家によるものを複数持っているものもあります。

決して持っているのを忘れてて間違って買ってしまったのではなく、気に入った曲の演奏家による聴き比べのためです(きっと、同じことをしているクラシックファンは多いのではないかと思います)。

曲によっては、「名録音」とか「定番」と呼ばれるような録音が存在します。

学生時代、ブラームス交響曲第一番で、「これが定番だ」と、先輩から、シャルル・ミュンシュ指揮、パリ管弦楽団の演奏を聴かせてもらいました。

ただ、それ以前に人からもらった、カラヤン指揮・ベルリンフィルの演奏でこの曲に慣れてしまった私には、「これはすごい」というより、「なんか違うな」という印象が強く残りました。(違いを感じたのは、第四楽章のラストに向かっていく部分のテンポで、今となってはどちらも興味深く聴けるのですが。)

やはり、最初に聴いた録音の印象が、私の場合、かなり強く残ります。

 

CDの聴き比べとは多少異なりますが・・・。

 

今、所属している合唱団で歌っている曲の中には、これまでほかの合唱団があまり触れなかったものが多く存在します。

おそらく、演奏会で聴きに来られた方にとっても、「初めて聴く」ということが多いのではないかと思います。その皆様方に、すこしでも演奏した曲に強い、そしてできれば良い印象を残せるよう、まずは歌い手の私たちが、曲の良さを理解し、引き出していかれるよう練習を積み重ねています。さて、こう書いたので、実行に移しましょう。