歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

カントライ 全国の舞台での第一歩

11月20日。鳥取市とりぎん文化会館で開催された、全日本合唱コンクールに、私が所属する合唱団のひとつ、Kannmerchor Hiroshima Kantorei(以下、カントライ と略します)が初めて出場しました。

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結果は銅賞。普段通りの演奏ができた、という点では満足ですが、やはり全国各地のレベルの高い合唱団と比べると、まだまだ歌に磨きをかける余地が残っている現実に気づかされました。

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このホールで歌うのは6年ぶり。声が飛んでいる実感がなく、ただホールに飲み込まれて終わったことだけが記憶に残っていました。

今回は、過去の記憶と異なり、声は客席に届いているな、と感じることができました。しかし、個々の生声がブレンドされずにしっかり客席に届いてしまい、帰宅してから演奏音源を聴いていて、「あちゃー!」と思う箇所がいくつもありました。

ともあれ、2度目のコンクール挑戦で全国へ進むことができたカントライにとっては、第一歩を踏み出すことができました。やはり、この合唱団で、もっとクオリティの高い演奏を、この全国の舞台で披露したい。そのために、また練習を積み重ねていきます。

私自身にとっては、今回が8年ぶり9回目の全国大会の舞台。自身の演奏以外の場面では、久しぶりの仲間との再会がたくさんありました。「この場所に帰ってこれてよかった」と思った要因のひとつです。