歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

9年ぶりの福島市音楽堂

福島市音楽堂で開かれた、第10回声楽アンサンブルコンテスト全国大会2017に、Men's Vocal Ensemble "寺漢"が広島県合唱連盟からの推薦を受ける形で出場してきました。

私にとっては、「コール・スピリタス」で出場した第1回以来、9年ぶりの音楽堂でした。さすがに9年もたつと会場の響きなどの記憶はなく、初めての場所で歌うつもりで臨みました。

結果は、一般の部参加42団体中の7位で銀賞。残念ながら最終日の本選にはあと一歩及びませんでしたが、非常に良い結果をいただくことができました。

今回のコンテスト、実は私のSoloもありました。

アイルランドの伝統音楽を、Michael McGlynnがアレンジした「Dulaman」。

あの呪文のようなSoloを歌う機会を得ました。昨年の今頃に開かれた広島県でのヴォーカルアンサンブルコンテストに引き続きのことです。

正直なところ、どんな声が飛んでいたのかは録音で振り返らないとわかりませんが、自分がもっといい歌を歌えるための良いステップになりました。

個人としても、団としても、「この結果を弾みに、まだまだ上を目指せる」という感触を得たコンテスト出場になりました。

来年以降もこの場所で歌えるように、と祈りつつ、他のコンクールでもこうした良い結果を得られるよう、また練習を積み重ねていきます。

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