歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

歌いました(6月4日 広島市 西区民センター)

f:id:katopon-amicidelcanto:20170605192445j:plain

私の活動拠点の一つ、Kammerchor Hiroshima Kantorei(以下"カントライ")が、島根県のゾリステンアンサンブルを迎えてのジョイントコンサート、無事に終演しました。

オールロマン派のプログラム。

 

我々カントライ単独の演奏会では普通のことですが、ジョイントでもこうしたプログラムが実現するのは貴重なことです。

今回は、お互いの単独演奏を本番でも客席で聴きあうことができました。

ゾリステンアンサンブルの演奏で、特に印象的だったのは、我々がなかなかできないドイツ語の発音が、比較的しっかり伝わってきていたこと。我々もこのレベルに達せねば、と思いながら聴いていました。

合同演奏では、50数名ながらラインベルガーの二群のミサに取り組み、カントライの単独演奏では、マーラーの歌曲を四群の合唱に編曲したものを取り扱うなど、団の規模の割にはチャレンジの要素がある選曲でしたが、身の丈に合った、などということを考えすぎずに積極的にやりたい音楽に取り組むのも我々の特徴と言えるでしょう。

 

さて、次は広島県合唱コンクール、と言いたいところですが、カントライで歌うのは、これで一区切とすることにしました。

 

今後は、もうひとつの活動拠点、Men's Vocal Ensemble "寺漢"で歌うことに絞り、歌うこと以外に割く時間を増やすことにします。歌う場所は絞っても、自分自身がもっといい歌を歌えるように、という姿勢は崩さないつもりです。

 

気分も新たに、7月の宝塚国際室内合唱コンクールに向けた準備にとりかかります。