歌いながら考える by 小春日

長年趣味で取り組んでいる「歌う」という行為、聴いた音楽のことなどを中心に書き留めています。

日々是改善

合唱、というものに触れてから、気が付けば28年が経ちました。

長いこと歌っていると、一度歌ったことのある曲を二度、三度と歌う機会も訪れます。

「あ、これ、歌ったことがある。あの時の歌い方をすればいいね!」

ついつい、そんな思いにかられてしまいます。

しかし、自分自身(年齢・歌のスキル・体や心のコンディションなどをひっくるめて)、歌う合唱団、指揮者、など、同じ曲をとりあげるとしても背景が異なります。

目指すべき曲の仕上がりも、都度異なってくることでしょう。

常に「今よりいい演奏をするためにどこを直していくか」を見つけていく姿勢を忘れずに、演奏曲に向き合っていきます。日々是改善。ものづくりの現場だけではなく、歌においても大事な姿勢です。